伊万里市の概要

位置・人口・面積

伊万里市は、北部九州の西部にあって、東松浦半島と北松浦半島の結合する位置にあり、伊万里湾が深く入り込んだ天然の良港を擁しています。

人口約5万5千人、面積255平方キロメートルです。

  

産業

古くは焼き物「古伊万里」の積出港として、その後は石炭の積出港として栄え、近年では大規模な臨海工業団地を形成し、造船業やIC関連産業、木材関連産業系等の集積により、近代的な工業港として発展しています。

また、農業面については、温暖な気候を利用し、西日本最大の産地を誇る「伊万里梨」や日本一に輝いた「伊万里牛」、その他「ウメ」「キュウリ」「ブドウ」など、高品質で安心・安全な農畜産物の生産がおこなわれています。

伊万里梨 古伊万里

佐賀大学海洋エネルギー研究センター外観 

自然・歴史

”秘窯の里”として知られる大川内山は、鍋島藩窯300有余年の歴史と伝統を受け継ぎ、今なお焼き物を作り続けています。

当時、将軍家への献上のほか、公家や諸大名への贈答品として至宝「鍋島」が生産され、その大川内鍋島藩窯跡が、国史跡の指定を受けています。

また、「古伊万里」の積出港として栄えた伊万里津(現在の中心市街地)には、白壁土蔵がいくらか残っており、「古伊万里文化」の香りが漂う焼き物を随所で見る事ができ、往時の面影がしのばれます。

また、伊万里湾には、生きた化石といわれるカブトガニが生息するとともに、干拓地には越冬のツルが飛来します。

 

 

起伏に富んだ山々や、伊万里湾、大小の河川に自然があふれ、四季折々には様々な景色を楽しむ事ができます。

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